「本を読むならやっぱり紙の本が一番！」「取扱いがよくわからないし目も疲れる…」「そもそも読みたい本が電子書籍化されていないのでは？」等、中高年世代は、まだまだ電子書籍に抵抗を持たれている方がいまだにも多いのではないでしょうか。
しかし、そんな食わず嫌いの中高年だからこそ、電子書籍のメリットを知ればその魅力にきっと興味を惹かれるはずです。
その最大の理由が今回ご紹介する無料読み放題サービスのKindle Unlimited。電子書籍で最大のシェアを誇るkindle本を月額980円という安価で読み放題という読書好きにはたまらないサービスがあるからです。
そしてこのKindle Unlimitedの魅力は、ただ本を多く読めるということだけではありません。副業で稼ぐための秘密が隠されているオマケ付き。
それではKindle Unlimitedで始める電子書籍生活の魅力について詳しく解説していきます。
- Kindle Unlimitedを中高年や副業者が利用するメリットを知りたい人
- 快適な電子書籍生活をするためのKindle Unlimitedの利用方法を知りたい人
- Kindle Unlimitedの登録・解除方法とそれぞれの注意点を知りたい人
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Kindle Unlimitedの魅力とは？
Kindle Unlimitedが電子書籍の読み放題サービスであることは知っていても、その魅力についてしっかり理解している人は少ないと感じます。
わかりやすく魅力をお伝えするならば、Kindle Unlimitedは享受できるメリットが大きい一方で、デメリットが殆ど見当たらないことにあります。
ここではKindle Unlimitedの魅力を形成する数あるメリットについてお伝えするとともに、探すことが難しいデメリットについても解説します。
３つの視点から見るKindle Unlimitedのメリット
Kindle Unlimitedの魅力は何といっても、加入することで享受できる豊富なメリットの数々。そのメリットは、加入者の立場によって感じる大きさに違いがあります。
「一般的な視点」「中高年の視点」「副業者の視点」の3つの角度から、それぞれ特にメリットを感じるものを3点ずつお伝えします。
一般的な視点からのメリット3点
幅広いジャンルの本を安価にたくさん読める
Kindle Unlimitedの最大の魅力は、なんといっても月額980円という安さで200万冊以上にも及ぶ本を読むことができることにあります。
その本ジャンルの幅の広さも、他の電子書籍サービスを圧倒。小説・ビジネス本・実用書・マンガ・雑誌等、計27ジャンルに及び、高価な専門書や写真集等も含まれています。
毎月1日に新しい書籍が追加（削除）されることで、1ジャンルを読破するのですら難しいほどたくさんの本を読むことができます。
スマホさえあれば新しくデバイスを購入する必要がない
電子書籍に馴染みのない方には、わざわざ利用するために「新しく端末を買う必要があるのでは？」と思う方もいるかもしれません。
しかし、スマホやタブレットさえあれば専用端末を買う必要はなく、無料の専用アプリ等をダウンロードすることで、誰でも簡単に電子書籍を利用することができます。
紙の本のように場所をとらない
紙の本のデメリットの1つに部屋のスペースを大きくとってしまうことがあります。当然本を収納するための場所を確保する必要があります。
本棚にお気に入りの本を並べて室内のインテリアの1つとして楽しむのでなければ本の存在は邪魔にしかなりません。
その点、Kindle Unlimitedの利用すれば、場所をまったくとることがありません。200万冊以上の蔵書のある巨大図書館が部屋の中にあるようなもの。常に本の置き場所に困っているなら尚更、そのメリットを感じることができるはずです。
中高年の視点からのメリット3点
文字サイズの変更ができるため老眼にやさしい
多くの中高年が直面するのが老眼による目のかすみや疲れ。本の文字が小さく、読みことに嫌気がさしてしまうことも中高年の読書離れの要因の1つです。
しかし、そんな中高年にとって紙の本にはできないメリットがkindle本にはあります。それが、自分にあった文字サイズに変更可能なこと。さらにフォントや行間調整まで自分の好みで変更ができます。
私自身も50歳を目前にして老眼と思わしき症状が出始めましたが、kindle本の文字サイズの変更によりストレスなく本を読むことができています。
肩腰の負担なく最大20冊の本を持ち運び可能
Kindle Unlimitedは、最大で20冊まで本のダウンロードが可能。ネット環境がなくても本を読むことができます。
仕事先や旅先に本を持っていくとなれば、1～2冊ですら本の重さは肩腰に負担がかかるもの。中高年には意外と大きな問題です。
Kindle Unlimitedを利用により、気になる本をダウンロードしておけば、外出先に気軽に本を持ち運ぶことができます。本を持ち運びするのが億劫に感じている中高年には、読書の機会を増やす良いきっかけになるかもしれません。
新しいサービスに刺激を感じることができる
年代別の電子書籍の利用率では、30代までは半数以上が利用している一方、40代を境にして半数を割れており、年代が高くなるほど利用率は減少しています。（オンライン書店「楽天ブックス」調べ）。
それだけ中高年になると新しいサービスの利用に対する抵抗感があるといえます。しかし、そんな中高年だからこそ新しいものに触れる機会を無理にでも作ることが必要。頑固に食わず嫌いでいると日常の刺激はどんどん失われていきます。
本という誰もが親しんできたものだからこそ、新しい時代の読書のカタチに大きな刺激を感じることができるはずです。
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副業者の視点からのメリット3点
稼ぐための幅広い知識を吸収できる
ブログ、WEBライター、YouTube等、ネットを通じて副業の幅は大きく広がり続けています。これらの副業のやり方を体系的に学ぶためには、いまだに本以上のものはありません。
そして、副業で稼ぐために必要となる専門知識を身に付けるためにも読書は欠かせないものです。Kindle Unlimitedには副業者が好むビジネス書や実用書も豊富に揃っています。書籍代を気にすることなく副業者に必要な幅広い知識を吸収できることは大きなメリットです。
kindle本にしかない副業本を読める
kindle本には、実際に副業で成功を収めた著者によるkindle本でしか読むことのできない本が多数揃っています。その理由はkindle出版の存在。AmazonはKDP（Kindle Direct Publishing）というセルフ出版サービスを提供しており、誰でも電子書籍を制作し無料でkindle本として販売することができます。
もちろん、このサービスによるkindle本出版は、副業に関する本ばかりではありませんが、ジャンルの性質上、副業収入を見込んでkindle本を出版するケースが目立ちます。副業としてブログ、WEBライター等で稼いだ実績をもとに、体験記を電子書籍化しているということです。
大手出版社が出版している書籍と比較すれば、正直なところ信用度に疑問符がつく本もあります。しかし、そこはKindle Unlimitedなら読み放題。疑問を感じたら読むことを止めることも気兼ねなくできます。大手出版社の書籍ではないからこそ、身近な副業体験記を読むことができることも魅力です。
kindle出版をするための目安がわかる
ブログやWEBライターをしている人なら、kindle出版に興味を持っている人も多いのではないでしょうか。前述したように、誰でも無料で出版できるのであれば実際に挑戦してみたいと思う人もいるはず。そこで気になるのは、kindle出版の内容が「どの程度のレベルなのか？」ということです。
レベルというのはライティングスキルや情報量・内容等。これらを事前に確認しておくことでkindle出版するための目安をつかめるということです。もちろん、あくまでも個人の主観であり、本質的なことではありませんが、kindle出版の具体例として目安を知りたいと思うのは本音でしょう。
kindle出版の本は、有料で出版されているケースもありますが、殆どの本はKindle Unlimitedで無料で読むことができます。kindle出版は無料ダウンロードだけでも収入につながることから、無名の人がkindle出版するには収益を生みやすいという事情もあるのでしょう。具体例として自分自身が出版を考えているジャンルのkindle出版の本を読むことは、自分自身がkindle本を出版する際の参考になるはずです。
探すことが難しいKindleUnlimitedのデメリット
紙の本しか絶対に嫌だというこだわりや、図書館で本を借りるからお金は一切掛けたくないという人以外、Kindle Unlimitedのデメリットを探すことは難しいほど、魅力的なサービスです。しかし、あえてKindle Unlimitedのデメリットをいうのであれば以下の2つ。
１冊の本を読むことに対する意識が低下する
読み放題のサービスとなれば、多くの本に触れることができる一方で、１冊にかける注力は少なくなります。もちろん個人差はあるものの、１冊１冊お金を出して購入している本と比べ「つまらない」と少しでも感じることがあれば、読むことを途中で止めてしまうことが多くなります。
結果として１冊の本を読むことに対する意識が低下し、読了できない本が必然的に増えることは否めません。それは場合によっては有益な情報を得る機会損失につながる可能性もあります。
とはいえ、「つまらない」と感じた本を「せっかく買った本だから…」と最後まで読む方が時間の無駄。デメリットとしては、むしろこちらの方が大きいでしょう。
Prime Reading(プライム リーディング)より月額料金が高い
AmazonにはKindle Unlimitedと同じく、Prime Readingという電子書籍の読み放題サービスがあります。Prime Readingは、Amazonの有料会員「プライム会員」の特典の1つ。Kindle Unlimitedよりも安い月額500円で、Prime VideoやPrime Music、無料の配送特典等、多数のサービスを受けることができます。
しかし、読み放題として読めるkindle本は、Kindle Unlimitedが200万冊以上であるのに対し、Prime Readingは1,200冊以上と圧倒的な差があります。読み放題サービス単独として考えるのであれば、月額料金は高いもののKindle Unlimited一択でしょう。
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Kindle Unlimitedのデメリットを探すことが難しい最大の理由の1つが、30日間の無料体験から始められることです。
お試しに登録して自分に合わないサービスと感じたのならば、すぐに解約すれば良いため、契約のハードルが高くありません。
30日間も利用すれば、自分なりのKindle Unlimitedのメリット・デメリットもわかるはず。一度お試しすることをオススメします。
さらに快適に！Kindle Unlimitedで始める電子書籍生活
電子書籍には紙の本にはない魅力があります。Kindle Unlimitedであれば、電子書籍のメリットを最大限に活かして読書を楽しむことができます。
ここでは私自身の体験談からKindle Unlimitedによる電子書籍生活を始めてから「これは良かった！」と感じたkindle本をさらに快適に活用できる読み方についてご説明します。
読む必要すらない！音声出力で電子書籍が聴ける
Amazonには、Audibleという「聴く」読書サービスがあります。プロのナレーターによる朗読により、月額1,500円で40万冊（うち聴き放題12万冊）の音源を楽しむことができます。
実はこのAudibleのような「聴く」読書をkindle本でする方法があります。kindle本を音声出力により聴く方法は、スマホ(android・ｉｏｓ）、kindle端末（kindleタブレット・Fireタブレット）等によって、さまざまな方法がありますが、なかでももっともオススメするのは、Amazon Alexaアプリを利用した音声出力。
音声出力方法によっては、画面がスリープ状態になると読み上げがストップしたり、操作方法に難がある等、スムーズに音声出力がされないことも。しかし、Amazon Alexaアプリを利用すれば、それらの問題も解消。あらゆる端末で利用可能で、私が試した中で間違いなくkindle本を音声出力で聴くベストな方法でした。
そしてオススメな点がもう一つ。AlexaアプリのAIによる読み上げ音声が意外と心地よいことです。もちろんAudibleのプロのナレーターによる朗読の方が聴きやすさはあるかもしれません。しかし、単調すぎるほどの機械的なAIによる読み上げ音声の方がむしろ頭に入りやすくなるのです。Audibleのように本によってナレーターが変わることもないため、この音声に抵抗がなければさらにオススメ度は大きくなります。
なお、読み上げ機能に対応しているkindle本は、詳細欄にTTS(Text to Speech)と記載されているものになりますが、現在は比較的多くの書籍が対応しています。
紙の本より手軽！電子書籍にマーカーを引くことができる
電子書籍の場合、紙の本のように気になった箇所にマーカーを引くことはできないと思われている方もいるかもしれません。しかし、kindle本では手軽にマーカーを引くことが可能です。
マーカーを引くためには、kindle本のハイライト機能を使うことになります。使い方も簡単。端末画面のマーカーを引きたい場所を長押し後、文章をなぞるだけ。ピンク・青・イエロー・オレンジの4色の色分けも可能です。
さらにマーカーを引いた部分をメールやSNS等で共有することや、マイノート機能によりマーカーを引いた箇所だけをまとめて読むこともできます。
もちろん、マーカーを引いた箇所も簡単に消すこともできるため、紙の本のように蛍光ペンや消しゴムも必要ありません。
読むべき本を探す必要もなし！AIがオススメ本を紹介してくれる
Kindle Unlimitedで読めるkindle本は200万冊以上。今後もさらに読める本は増えていくはずです。読める本が多いことは最大のメリットではありますが、必ずしも良いことばかりではありません。それは本を探す手間が少なからず掛かるためです。
しかし、そんな心配も無用。「読書履歴に基づくおすすめ」や「最後に読んだ本と類似」等、AIによるオススメ本を随時紹介してくれるためです。
オススメされたとしても、1冊ごとに料金がかかるのであれば躊躇しますが、そこは読み放題サービス。紹介された本を片っ端から本代を気にすることなく読むことでできます。
KindleUnlimitedで電子書籍生活を始めるには？
Kindle Unlimitedを始めるのは非常に簡単。Amazonアカウントを持っている人なら5分もかからず登録を完了することが可能です。30日間の無料体験から始めることができるため、実質1カ月は料金が掛かりません。
お試しに登録して気に入らなければ解約も可能です。ここでは登録及び解約方法について解説します。
Kindle Unlimitedの登録方法
①AmazonのKindle Unlimited無料登録ページから「サインイン」を押す
➁Eメールとパスワードを入力して「ログイン」を押す
Amazonアカウントを持っていない場合、「Amazonアカウントを作成」からアカウントを作成します。
③「30日間無料体験」を押す
時期により利用可能なキャンペーン中を選択できる場合があります。通常はキャンペーンを選択する方がお得です。
④支払い方法を選択し「続行」を押す
「クレジットカードまたはデビットカード」「Paidy」「携帯決済」も3つの支払方法から選択し、必要事項を入力します。
なお、すでにAmazonに支払方法を登録している場合は、登録済の支払方法から選択可能です。
⑤登録完了を確認
すべての登録手順が完了すると画面に「Kindle Unlimitedへようこそ」と表示されます。
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キャンペーンの有無にかかわらず、30日間無料でKindle Unlimitedを楽しむことが可能です（2022年6月時点）。まずはお試しで登録し、万一サービスが合わないようであれば、下記の手順で解約もすぐに行うことができます。
Kindle Unlimitedの解約方法
①AmazonのKindleUnlimitedのページから「サインイン」を押す
➁アカウントサービスの中から「メンバーシップおよび購読」を選択する
③「Kindle Unlimitedの設定」を押す
④「Kindle Unlimited会員登録のキャンセル」を押す
⑤「メンバーシップを終了する」を押す
⑥解約完了を確認する
すべての解約手順が完了すると「ありがとうございました！お客様の会員資格が解約されました」と表示されます。
登録及び解約ともアプリからではできないため、プラウザから手続きを行ってください。
また、登録後は自動更新になるため、サービスが合わないと感じた場合は早めに解約の手続きをすることをオススメします。
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おわりに
Kindle Unlimitedは単に読書好きだけではなく、本文でお伝えしたように中高年や副業者に特にオススメな魅力的なサービスです。
そして最後にKindle Unlimitedの利用方法を１つご紹介。たまには普段は興味のない本にも目を向けてみると、意外に興味を惹かれる本が見つかることがあります。
読み放題サービスのKindle Unlimitedだからこそ、今まで触れることのなかった新しい世界を見つけるきっかけを与えてくれるかもしれません。
