いよいよ猫を迎え入れることが決まったら、次に考えることは「猫を飼うために必要なものは何?」ということではないでしょうか?
私自身も、庭に迷い込んだ猫を保護した後、さまざまな猫グッズをネットで検索、そして猫を飼うことの嬉しさから、必要のなかったモノを含めて次から次へと購入しました。その結果、これは不要だったと後悔した猫グッズも少なくありません。
そんな私が実際に購入してみて、これは必要!と思った猫グッズを中心に、購入するべきタイミング別にお伝えします。
- 猫を迎え入れる時に揃えるべき必要なモノを知りたい人
- 猫との生活していくなかで、必要に応じて随時揃えるべき必要なモノを知りたい人
- いつのタイミングでどんな猫グッズを買えばよいのか知りたい人
[chat face=”ojisan1.png” name=”おじさん” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]しらすとにぼしがウチで飼うことが決まってから、おじさんは、たくさんの猫グッズを買ったんだよ[/chat]
[chat face=”niboshi-aikon.jpg” name=”にぼし” align=”right” border=”red” bg=”none” style=”maru”]よく考えないで、無駄遣いしたんじゃないの?[/chat]
[chat face=”ojisan1.png” name=”おじさん” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]まあ、そんなこともあったかな[/chat]
[chat face=”shirasu-aikon.jpg” name=”しらす” align=”right” border=”yellow” bg=”none” style=”maru”]おもちゃとちゅ~るなら、たくさん無駄遣いしていいよ[/chat]
[chat face=”niboshi-aikon.jpg” name=”にぼし” align=”right” border=”red” bg=”none” style=”maru”]そんなこと言ってると、お金がなくなって普通のカリカリごはんも食べられなくなるよ[/chat]
[chat face=”ojisan-04.jpg” name=”おじさん” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]そうだね。いらないモノを買うのはもったいないよね。そんなことがないように、買ってこれは良かったと思うモノを紹介していくよ[/chat]
これだけあれば大丈夫!猫を迎え入れる時に必要なもの
猫との生活が始めてから順次揃えても間に合うものはありますが、あらかじめ猫を迎え入れる時にに準備しておいた方がよいものがあります。ここでは、まずは最初に揃えるべき猫グッズを5つの項目に分けて説明します。
猫部屋【寝床】
猫専用の部屋を用意できればよいですが、さすがにそこまでの場所を確保できる方は少ないでしょう。そこで必要となるものが猫ケージ。猫部屋に代わるモノとして、人慣れするまでの期間には欠かせないモノです。
「シャーシャー」の威嚇の激しい猫でも、猫ケージ内でトイレのしつけや食事を与えることで、少しずつ猫との関係性を深めることができます。特に子猫の場合で、猫を残して外出しなければいけないときや就寝するとき等は、誤飲等の事故防止の意味でも猫ケージ内で飼うことは必須要件です。
猫が人慣れして、ある程度成長するまで、猫が安全に暮らせるように猫ケージを用意してあげましょう。
【購入後に気づいた+αであれば良かったもの】
猫部屋として代わりになるキャットージですが、周囲に逃げ場がなく、常に人の目にも触れていれば、猫にとってはとても安心できる場所ではありません。
少しでも猫が安心できる場所するためには、キャットケージを覆う毛布やタオルがあると良いと思います。あえて購入する必要はなく、私自身は使い古したものを使用しましたが、あるのとないのとでは猫の落ち着きが違うように感じました。
トイレ
トイレを覚えさせることは、猫のしつけとして、もっとも重要なことの1つです。しつけを行うためには、いつでも清潔に使用できるトイレを用意することは、清潔好きな猫のために必要不可欠なことです。
トイレ用品として必要となるものは、主に次の3つになります。
- 猫用トイレ(本体)
- 猫砂
- トイレシート
◆猫用トイレ(本体)
猫用トイレには大きく分けて、オープン型とドーム型の2種類があります。ドーム型の方が猫が安心して用を足せるというメリットがあるとの話もありますが、一方で「周囲を囲われて猫が落ち着かない」、「身体の大きな猫には狭くてストレスになる」等、必ずしも猫にとってメリットとは言い切れない面もあるようです。
ドーム型には猫砂が散らからないという最大のメリットがありますが、人間にとって都合がよいということではなく、猫にとってベストなのかは何かで考えると良いと思います。
参考までにウチの保護猫2匹はオープン型のトイレを使用しています。警戒心の強い猫ですが、2匹とも問題なく用を足しています。用を足した後に猫砂が盛り上がっていることが目につきやすいため、こまめに掃除をすることができ、トイレを常に清潔に保つことができています。
◆猫砂
猫砂は消耗品のため、なるべく価格を押さえたものにしたいという気持ちがあると思いますが、安全性や消臭面等を考えても、安価なものは選ばない方がよいと思います。
とはいえ、商品の選択はいろいろ迷うもの。特に猫砂は、砂の種類だけでも、大きく分けて鉱物・紙・おから・木材・シリカゲルの5種類があり、さらにメーカー等を考えれば、その選択肢は無数にあります。
古くから使用され、猫がもっとも好むといわれているのは鉱物系の猫砂のようで、私もネットで売れ筋の鉱物系の猫砂を使用しています。
◆トイレシート
システムトイレを使用する場合は、トイレシートも必須になります。猫砂同様に消耗品で安価なモノは消臭力や尿の吸収力が足りません。
猫を飼い始めた当初にたまたまネットでセールしていた商品を購入しましたが、消臭力や尿の吸収力が不十分だったため、すぐに現在使用している商品に切り替えました。価格は若干お高めですが、商品性能は価格以上に大きいものでした。
【購入後に気づいた+αであれば良かったもの】
猫のトイレ後は、やっぱり臭う。そこで必要となるのは、空気清浄機や消臭グッズ。特に猫がウ◯チをした後は、空気清浄機の稼働音が激しくなります。最近の砂猫やトイレシートは消臭力も大きく、トイレ直後以外はそれほど気にはなりませんが、臭いに敏感な人はあったほうかよいかもしれません。
食べ物
猫を飼い始めた時が子猫なのか成猫なのか等の条件により、キャットフードはよく吟味しなければなりません。ペットショップやブリーダーから猫を迎え入れる場合は、どのような食べ物を与えるべきかを聞く必要があります。
私のように保護猫の場合は、猫の年齢もはっきりせず、何を与えたらよいのか迷うこともあるかと思いますが、なるべく早めに動物病院で健康状態や生後どのくらいなのかを獣医に確認し、飼い猫にあった食べ物を与えてあげましょう。
【購入後に気づいた+αであればよかったもの】
やはり、猫との関係性を深めるためにおやつは必要です。そのなかでも、噂に違わぬ威力を発揮するのがちゅ~る。どんなにシャーシャーいって威嚇していても、ちゅ~るを差し出せば、どんな猫でも一発でゴロニャンです。
運搬用具
事前準備しておいた方よい猫グッズとして、最後にもう1つ加えなければならないものが、キャリーバッグ。猫を迎え入れるために、ペットショップやブリーダーの家に行くときはもちろん、病院や万一の災害等の時に猫を運ぶために必要になります。
猫がキャリーバッグに入ることを嫌がらないように、なるべく早めに用意して、キャリーバッグに慣れさせる訓練もしておきましょう。
【購入後に気づいた+αであればよかったもの】
ウチの2匹の保護猫は、保護直後に動物病院へ連れて行こうとしたものの、あまりの大暴れシャーシャー状態になり一時断念。その状況を動物病院に伝えたところ、洗濯ネットで捕まえると猫が落ち着くとの話。
早速、大きめの洗濯ネットをホームセンターで購入し、猫2匹と再戦し、大格闘の末、洗濯ネットに捕獲成功。動物病院の先生の指示に従い、猫を洗濯ネットに入れたままキャリーバックの中に入れ、おとなしくなった2匹の猫を無事動物病院へ連れて行くことができました。
猫を飼ったことがない人にはあまり聞くことはないちょっとした裏技ですが、なついていない猫には必需品といえます。
食器
猫の体長にあわせて、猫が食べやすく飲みやすい猫用食器や給水器も購入しておきましょう。猫がカリカリやちゅ~るを食べる姿や、水や猫用ミルクを飲む姿はとても愛おしいものです。お気に入りの猫用の食器が用意できれば、猫の食事風景の癒やし度もアップします。
【購入後に気づいた+αであればよかったもの】
猫にどのくらいの食事の量を与えるのかは、猫の健康にとって重要なことです。日本一有名な猫もちまるの飼い主・下僕さんがYouTube動画内で話されていましたが、猫はカリカリの数粒の違いでも体重に影響がでるようです。目分量で与えてしまいがちですが、猫の体重や年齢等にあわせて、計量カップ等を使用して食べ物を用意してあげましょう。
もっと楽しく快適に!猫の性格がわかったら必要なもの
猫との生活に慣れ、猫の性格がわかり始めた頃に必要と感じてくるものがあります。猫を迎え入れる時点ではなく、猫の様子を見て性格がわかってから随時揃えた方が良いと思われるものを紹介します。
掃除
猫を飼い始めるとその量に驚かされる猫の毛。フローリングを普通にあるいただけで、足の裏には無数の猫の毛なんてことは、よくあることです。
しかし、掃除機で一気にと思っても、臆病な猫の場合は掃除機の吸引音に驚いてストレスにつながってしまいます。そこで必要となるのは、昔ながらのホウキやチリトリ。クイックルワイパー等の商品です。また、クッションやソファー等、猫の毛が付きやすい場所には、猫の毛取りもオススメです。
関連記事:猫の毛対策の最強グッズ!ぱくぱくローラーの本物を確実に購入する方法
【猫の性格要確認!+αであれば良かったもの】
掃除機の音にまったく驚かない好奇心旺盛な猫には、ロボット掃除機のルンバ&ブラーバもオススメです。猫がいることによって、確実に掃除の回数は増えることを覚悟しなければなりませんが、ロボット掃除機があれば、そんな問題も解消です。ブラーバに関しては、静音性も高いのでビビりな臆病猫でも大丈夫!
身体ケア
猫の爪切り、猫用ブラシによるブラッシング、そしてシャンプー等、猫の身体ケアはできる限り行いたいところですが、猫の性格によっては、なかなかさせてくれないことがあります。
ウチの2匹の保護猫は、保護当初は身体に触ることすら難しく、ブラッシングに爪切り、もちろんシャンプーなんてもってのほかの状態でした。
唯一身体に触ることなく、身体ケアができるものとして購入したのが爪とぎ。実は、購入直後はあまり興味をしめさなかった保護猫2匹。しかし、ある魔法の粉(マタタビ)をかけたところ、ウソのようにガリガリとやり始めました。
【猫の性格要確認!+αであれば良かったもの】
猫といえば、マタタビというのは良くきいていましたが、猫の身体にはあまり良くないという噂も聞いていたため、特に購入する予定はありませんでした。
しかし、なかなかなつかない保護猫2匹に痺れを切らし、何か改善策はないかと考えた結果がマタタビ。よくよく調べると、猫の身体への影響はないらしく、早速購入して使用したところ、驚きの効果。猫にもよるのかもしれませんが、猫をなつかせるためのアイテムとして使ってみるのはアリかもしれません。
猫用おもちゃ
猫のツンデレをはっきり感じさせるのが、猫用おもちゃへの食いつき具合です。ネットで人気のそこそこ高価な猫用おもちゃを購入しても、保護猫2匹は、まったく興味を示さず撃沈。
しかし、まったくおもちゃに興味がないのかといえば、そうではなく、100円ショップで購入したシンプルな猫じゃらしには大喜び。少なくとも猫用おもちゃは、価格ではないことを感じさせるものでした。
【猫の性格要確認!+αであれば良かったもの】
大きな100円ショップには、意外に多くのペットグッズが揃っています。なんやかんやで猫が一番喜ぶのは猫じゃらし的なモノ。しかし、猫じゃらしは壊れやすいおもちゃでもあります。
壊れやすく猫が気に入るかわからないギャンブル商品は、100円ショップで購入するのがオススメです。
その他の猫グッズ
◆ホットカーペット・冷却マット
猫を飼うときには、室内の温度管理は必須です。そのため、猛暑日等は、エアコンのスイッチは入れっぱなしになることも多いですが、補助するものとして、猫用のホットカーペットや冷却マットを用意してあげると猫は喜びます。ホットカーペットや冷却マットの置き場所には必ず猫が寝ているので、猫の居場所特定にも役立ちます。
◆vlogカメラ
猫との生活が始まると、この猫のカワイイをカメラに収めたいと思う瞬間が増えます。スマホの画像データが大変なことになり、結果スマホのカメラだけでは満足できず、私は動画撮影も兼ねてvlogカメラを購入してしまいました。
◆ペットカメラ
一人暮らしで、外出中に猫の様子が心配な方には、ペットカメラは必須グッズです。猫の安全確認はもちろん、外出中でも猫の癒やしを感じることができます。
おわりに:猫を飼うために必要なものは何?初心者におすすめの猫グッズを紹介!
想像していた以上に揃えなければならない猫グッズは多いと感じた方もいるのではないでしょうか。しかし、猫を飼い始めると、不思議とありとあらゆる猫グッズに興味がわいて、ついつい購入したくなります。
結果として、猫のきまぐれに無駄な買い物をすることも多々あり、今回の記事をお届けしました。みなさんの飼い猫のもとへ、無駄なく必要な猫グッズを用意できるように少しでもお役たったら幸いです。