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「猫を飼うんじゃなかった」と後悔した22の理由と解決のヒント【体験談】

猫がノートの上に寝転がって作業を邪魔している写真
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猫をお迎えした喜びも束の間、理想と現実の違いに「猫を飼うんじゃなかった」と後悔していることはありませんか?

猫の世話に関する予想外の問題やトラブルに直面して、これから猫を飼い続けていけるのか不安を感じている人もいるかもしれません。

でも安心してください。そんな後悔の気持ちは猫を飼い始めた人なら少なからず経験するものです。焦らずに現在の状況を整理すれば、猫との関係性がよくなる解決策は見つかります。

一方、残念ながら「猫を飼うんじゃなかった」と後悔しても遅いことがあります。そのため、これから猫を飼いたいと思っている人には「本当に猫を飼っても大丈夫なのか?」とよく考える必要があります。

本記事では、保護猫を飼い始めて3年が経過した私自身の体験談をもとに「猫を飼うんじゃなかった」と後悔した22の理由と解決のヒントをお伝えします。猫を飼ったことに後悔している人はもちろん、これから猫を飼うことに不安を感じている人にもきっとお役にたてるはずです。猫との素晴らしい生活を送るために、是非参考にしてください。

こんな人に読んでもらいたい
  • 猫を飼ったことに後悔した理由と解決策を知りたい人
  • これから猫を飼うことに不安を感じている人
  • 後悔はあっても猫を飼って良かったと思えるのか知りたい人

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「猫を飼うんじゃなかった」と後悔した22の理由と解決のヒント【体験談】

「猫を飼うんじゃなかった」と後悔したことが22もあるの?と思われるかもしれません。しかし、なるべく詳細に説明するため敢えて小さな後悔も含めて体験談を用意しました。後悔した理由ともに私自身が実際に行った対応を解決のヒントとしてお伝えします。

理由1:猫がなついてくれない

猫を飼い始めて初めに直面する問題がなついてくれないことです。目があえば「シャーシャー」と威嚇されて、身体に触れることすらできないことがあるからです。

YouTube動画やテレビ等で観ていた可愛い表情でゴロゴロ鳴いている猫ではなく、1ヶ月、2ヵ月と状況が変わらないまま時間が過ぎて心が折れてしまうことがあります。

【解決のヒント】
どんなに時間がかかっても、猫の気持ちが飼い主に向いてくれるまでひたすら待つことです。

また、ただ待つだけではなく、猫が過ごしやすい環境作りも欠かせません。猫は飼い主のことをしっかり観察しています。猫に触りたい気持ちをグッと押さえて世話係に徹することが猫との関係性を築く近道になります。

※関連記事:なつかない猫をなつかせるために効果的な3つの方法【保護猫がなつくまでの期間も紹介】

理由2:食事やトイレの世話が欠かせない

生き物を飼っている以上、どんなに忙しくても日々の食事やトイレの世話は欠かすことはできません。規則正しく食事を与えてトイレも綺麗に保つことは猫の健康のためにも重要です。

「もう少し眠りたいから猫のゴハンはあとで」「猫のトイレ掃除は明日にしよう」等は許されません。そのため、日々、猫の世話をすることに疲れを感じてしまうこともあります。

【解決のヒント】
食事やトイレの世話をする時間は、規則正しい生活を送る訓練になります。

猫に食事を与えることやトイレ掃除を規則正しくすることは、自分自身の生活改善にもつながります。自分のためにはできないことも、猫のためなら頑張れるはずです。

※関連記事:一人暮らし独身おじさんが猫を飼って良かった5つのこと【ポジティブになれる体験談】

理由3:猫優先の生活をしなければいけない

猫と一緒に生活するようになったら、すべて猫優先の生活をしなければならなくなります。

たとえば、ベッドの真ん中で猫が寝ていれば、身体を小さくして隅っこで寝なければいけません。猫が膝の上に乗ってくれば、しばらく動かすことができなくなり肩腰が痛くなることもあります。

【解決のヒント】
猫の可愛さゆえの問題。だからこそ、解決策を見つけることは困難です。

猫の下僕になることは飼い主としての責務でもあります。猫のせいで肩腰が痛くなっても、それは幸せの痛み。そう思うしかありません。

理由4:部屋が猫の毛だらけになる

猫を飼って想像以上だったことが、部屋中が猫の毛だらけになることです。どこからそんなに毛が抜け落ちているのか驚くほどの量が部屋中に散らばっています。

「猫を抱っこしたら服は毛だらけ」「足の裏をみれば靴下が猫の毛でびっしり」「クッションやベッドは猫の毛だまりの宝庫」等、部屋中が猫の毛だらけになることを覚悟しなければいけません。

【解決のヒント】
完全に猫の毛をなくすことはできませんが、対策グッズを使用することで改善することはできます。

抜け毛の予防グッズとしては、ファーミネーターやグルーミンググローブ。掃除をするなら、ぱくぱくローラーや掃除ロボットがおすすめです。

※関連記事:猫の毛対策の最強おすすめグッズ!ぱくぱくローラーを徹底紹介

理由5:猫砂が部屋中に散らばる

猫の毛の次に掃除で苦労するのが猫砂です。猫が糞尿に猫砂を掛ける際は、常にトイレ回りは猫砂が飛び散ります。

比較的大き目の猫砂の場合は、猫がじゃれつくことでトイレ回り以外にも散らばります。思わぬところに散らばっていた猫砂を裸足で踏みつけると、それなりに痛いので注意も必要です。

【解決のヒント】
固まる猫砂やドーム型のシステムトイレ等を使用することで、猫砂が部屋に飛び散ることを軽減することは可能です。

ただし、猫にも猫砂との相性があります。あくまでも猫がストレスを感じないように猫砂やトイレを選ぶことを優先してください。

※関連記事:「ルンバVSブラーバ」猫の毛対策ならどっち?猫にやさしいのはこっち!【アイロボット社に質問してみた!】

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理由6:猫グッズに部屋を占領される

トイレや猫ケージ等の必需品から、キャットタワーや猫用のおもちゃ等まで猫グッズで部屋を占領されることになります。

猫を飼うために広いスペースがあれば問題ありませんが、狭い部屋の場合、日常生活に支障をきたすこともあります。

【解決のヒント】
物をなるべく増やさないことが大切です。ネットで猫グッズを見つけると何も考えずにポチっとしてしまうことあります。そのため、心当たりのある方は厳選して猫グッズを購入するようにしましょう。

また、猫のおもちゃは放置しておくと散らかり放題になるため、遊ぶとき以外は猫にイタズラされない場所に保管する等の工夫も必要です。

※関連記事:【猫ケージ2段vs3段】どっちがおすすめ?3段を買って良かった理由と注意点を解説

理由7:粗相される

トイレのしつけが出来ていない子猫の時期は、特に粗相されることは覚悟しなければいけません。また、成猫になっても粗相がなくなるわけではありません。トイレが汚れていたり、体調不良があったりすると突然粗相をされることもあります。

猫がクッションや布団に猫砂をかけるような仕草をしていたら、だいたい粗相をされています。洗濯しても完全に臭いをとることが難しく、なくなく処分することもあります。

【解決のヒント】
子猫の場合は、トイレのしつけさえできれば問題ありませんが、成猫の場合は問題の解決が難しいこともあります。トイレを綺麗に保つことはもちろん、体調不良がないかも気を付けなければいけません。

また、一度、粗相をされたクッションや布団は、可能であれば猫のいる部屋で使用しないことをおすすめします。洗濯しても臭いがついているため、ほぼ繰り返し粗相をされるからです。

理由8:嘔吐される

唐突に起こることに、嘔吐されることがあります。猫の嘔吐は、毛玉を吐き出すために必要な行為の1つでもあるため仕方ないものです。

粗相と違ってクッションや布団等の特定の場所ではなく、思いがけないところに嘔吐されて踏んでしまうことは猫あるあるの1つです。

【解決のヒント】
基本的には猫の生理現象として受け入れるしかありません。ただし、粗相と同様に猫の体調不良がないか気を付ける必要はあります。

毛玉予防として、前述したファーミネーターやグルーミンググローブを使用することで多少効果はあるかもしれません。

理由9:糞尿が臭い

生き物を飼う以上、糞尿の臭いの発生を避けることはできません。猫がトイレに行った直後や換気をしていない部屋は特に臭います。

猫が猫砂をシャカシャカやっている音が聞こえたら、それは間もなく臭いが漂ってくる合図です。糞尿がついた猫砂をトイレの外に蹴とばして、臭いの元が散乱することもあります。

【解決のヒント】
第一にこまめにトイレ掃除をすることです。猫砂をシャカシャカする音が聞こえたら、トイレの様子を確かめるようにしましょう。

また、防臭効果の高いトイレシートや空気清浄機を使用することで、かなり臭いを軽減することができます。

理由10:コバエがわく

糞尿の臭いが発生すれば、コバエがわくこともあります。身体にまとわりつくように飛び回ることもあるコバエは、かなり鬱陶しい存在です。

特に夏場のコバエの発生率は高く、猫がコバエを追って部屋の中を暴走することもあります。猫と人間揃ってイライラが続くなんてことにもなりかねません。

【解決のヒント】
糞尿の臭い防止と同様に、こまめにトイレ掃除をすることが第一です。それに加えて、コバエの発生源の1つになるフードの食べ残しを早めに片付けることも重要です。

そもそも猫がいるせいではなく、水回り等のコバエ発生源となる場所の掃除が不十分な場合もあります。猫がいるからこそ、部屋全体の掃除を欠かさないようにしましょう。

理由11:ゴキブリなどを捕まえる

猫がいる家はゴキブリがいなくなるという話がありますが、それは猫がゴキブリを捕まえているからでもあります。

部屋に猫にじゃれつかれたゴキブリの死骸が散乱していることもあり、虫類が苦手な人は覚悟が必要です。

【解決のヒント】
猫がゴキブリを捕まえることができないように、ゴキブリを発生させないようにするしかありません。

ただし、ゴキブリ駆除剤等を使用する際は、猫に害がないことを確認するとともに、イタズラされないように使用場所も注意しましょう。

理由12:壁や家具が傷だらけになる

どんなに爪とぎを置いたとしても、壁や家具を猫にガリガリされることがあります。壁紙やソファー等がボロボロになることは、猫を飼う以上仕方のないことです。

我が家も壁紙はボロボロで障子も下の枠は完全に破けている状態です。壁や家具で爪とぎをしない猫もいるようですが、爪とぎが大好きな猫だとしたら、半分諦めるしかありません。

【解決のヒント】
壁や家具をガリガリされる前提で、爪とぎによる傷対策をすることで被害を最小限にすることができます。

猫が壁をガリガリする様子があるなら、その場所に壁紙保護シートを貼ることや爪切りをこまめにすることも有効です。

理由13:引っかかれたり噛まれたりする

傷がつくのは、壁や家具だけではありません。猫と遊んでいる最中に引っかかれたり甘噛みされたりすることはよくあることです。

遊んでいる最中だけではなく、眠っているときも猫にじゃれつかれることもあります。生傷が絶えないのは猫と生活している証でもありますが、痛みの伴う証です。

【解決のヒント】
猫と生活する以上、引っかかれたり甘噛みされたりすることを完全に防止することはできません。

攻撃されているのではなくじゃれあいの中での傷であれば、それだけ猫に慕われているということです。猫に引っかかれたり、甘噛みされたりするのは猫と信頼関係ができている証でもあります。

理由14:他の猫に浮気ができない

近所の野良猫を撫でたり、猫カフェに行ったりして他の猫に浮気することができません。鼻が利く猫は他の猫の匂いには敏感です。

もし浮気がバレたとしたら、イカ耳状態になって近寄らせてくれなくなることもあります。ちょっと引っかかれたり甘噛みされたりする程度では済まされないかもしれません。

【解決のヒント】
シャワーを浴びたり服を着替えたり、できるだけ浮気した猫の匂いを落とすようにしましょう。

人間と違って猫は寛大です。いつも以上に猫と遊んであげたら許してくれるはず。もちろん、お詫びのちゅ~るも忘れずに。

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理由15:他のペットを飼うのは難しくなる

動物好きであれば、他のペットにも興味をもっている人もいるかもしれません。しかし、猫を飼い始めたら、他のペットを飼うことは難しくなります。

猫は縄張り意識の高い生き物です。同じ猫を飼うのでさえ、相性の問題で難しい場合もあります。また、小動物や爬虫類も猫にイタズラされる危険性があり、飼う場合には注意が必要です。

【解決のヒント】
猫との相性の問題が大きく、必ずしも他のペットを飼えない訳ではありません。しかし、猫も後から飼うペットにもストレスを与えないように最大限の配慮が必要になります。

我が家も猫の他に亀を飼っていますが、蓋つきの水槽を用意したり猫が近づけない場所に移動したり工夫することで問題は発生していません。

理由16:作業の邪魔をされる

猫との関係性が良くなると、猫が作用の邪魔をするネコハラに合うことも多くなります。ネコハラのターゲットになると仕事や家事の効率も下がってしまいます。

パソコンのキーボードをイタズラされて「あああああ…」と連打されたり、飼い主も知らないパソコンの設定変更をされたり、ネコハラによる弊害は計り知れません。

【解決のヒント】
猫のいる部屋から場所を移して作業したいところですが、なかなかそうはいかない事情もあると思います。

そんなときには、作業場の近くに猫のお気に入りのクッション等を置いておくと、猫がそこでゆっくり寝てくれることがあります。また、ダンボールを置くこともおすすめです。

理由17:電気代がかかる

猫のために夏場と冬場はエアコンを常時使用するため、電気代が高くなります。ただでさえ電気代が高騰している中で大きな痛手です。

猫の体調面を考えれば、極度の暑さ寒さは避けなければいけません。電気代が勿体ないからとエアコンを付けない選択はできなくなります。

【解決のヒント】
猫が一緒に住んでいなければ、節約のためにエアコンを付けないこともあるかもしれません。猫がいるからこそ気兼ねなくエアコンを使用して。快適に過ごせるのです。

猫も人間も暑さや寒さを我慢するのは健康に良くないことです。電気代が高くなるのは健康を守るための必要経費として受け入れましょう。

理由18:窓やドアを開けられない

猫を飼っている場合に、もっとも気を付けなければいけない事故の1つが脱走です。そのため、窓やドアを気軽に開けることはできなくなります。

部屋の換気をするにも網戸は必須です。しかし、網戸だけでは猫に開けられてしまう心配があります。網戸に限らず窓やドアを開けられないように細心の注意が必要です。

【解決のヒント】
外に出る玄関等の扉を開けるときには、猫のいる部屋の扉を必ず閉めてから開けるなど、常に気を配るしかありません。

窓や網戸をロックする猫の逃走防止グッズもあるので、猫のいる部屋の状況に応じて使用することも検討しましょう。

理由19:旅行ができない

猫を飼い始めてから旅行はできなくなります。私は一人暮らしのため、猫を世話する人が他にいません。そのため。食事や急病等の緊急時対応ができなくなる心配があるからです。

やむを得ない事情がある場合は、ペットホテルやペットシッターに預けることも考えなければいけませんが、自分の楽しみのために旅行に行く気持ちにはなれません。

【解決のヒント】
1泊から2泊程度であれば、あらかじめ食事等の準備をしておければ、旅行に行くことも可能です。

自動給餌器を設置すれば、食事の心配はなくなります。また、ペットカメラがあれば、留守中の猫の様子を確認できるため安心です。

※関連記事:猫用自動給餌器のメリット・デメリット【一人暮らしにおすすめの商品はPETLIBRO 】

理由20:常に猫の様子が気になる

わずかな期間でも外出中は常に猫の様子が気になるようになります。頭を切り替えないと仕事が手に付かなくなることもあるほどです。

飲みに行っても猫のことが心配で早く帰りたくなるなど、猫のことが気になり過ぎることで日常生活にも支障がきたすこともあります。

【解決のヒント】
「飼い主のことを思って、猫はずっと家で待っている」なんて考えているなら、それは妄想です。猫は自由気ままに生活しているので必要以上の心配は不要です。

それでも心配な人はペットカメラを設置することをおすすめします。いつでもどこでも猫の様子を確かめられるので安心です。

※関連記事:ペットカメラがあれば一人暮らしでも安心!購入するなら国内メーカーVS中国メーカーどっち?

理由21:定期的に病院に連れていく必要がある

ワクチン接種や健康診断等、病気や怪我以外でも猫は定期的に病院へ連れていく必要があります。

猫を病院に連れていくことは、なついていない場合は相当苦労します。猫用キャリーバッグに入れることも難しく、強めに引っかかれたり噛みつかれたりすることは覚悟しなければいけません。

【解決のヒント】
あまりにも暴れる場合は獣医師に相談しましょう。私は獣医師に相談したところ「猫のストレスになるので今はこなくてよい」との判断をされました。

私はワクチン接種のために病院にいく予定でしたが、猫の生活環境等によっては、必ずしも毎年ワクチンを打つ必要はないとの回答がありました。そのためネット等の情報を鵜呑みにするのではなく、直接獣医師の意見を聞くことが重要です。

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理由22:ペットロスが怖い

猫に対する愛情が深まれば深まるほど、いつか別れがくることを強く意識するようになります。その時がきたら、ペットロスになってしまうのは避けられないと感じます。

猫がいない生活は考えられません。ペットロスが怖くなるのは素直な感情です。

【解決のヒント】
しっかり猫を見送ることができたのなら、それは猫を飼う責任を果たしたことでもあります。

そして猫を大切にしてきたのなら、後悔も少ないはずです。猫を精一杯可愛がることこそ、ペットロスを和らげることにつながると考えています。

※関連記事:「ペットロスになりたくない・・・」一人暮らし独身おじさんが猫を飼うまで

「猫を飼うんじゃなかった」と後悔しても遅い3つのこと

猫が欠伸をしている写真

猫を飼い始めて後悔することはあっても、これまでご説明したように多くのことは解決することができます。しかし、「猫を飼うんじゃなかった」と後悔しても遅いこともあります。

猫アレルギーがある

どんなに猫が好きでも、猫アレルギーのため飼うことを諦めている人もいます。猫アレルギーといっても、程度の差があるため一概にいえることではありませんが、猫を迎え入れることは慎重になるべきです。

少しでも心当たりがあるのであれば、病院でアレルギー検査をしましょう。軽度の猫アレルギーであれば、猫を飼うことができる場合もあります。

猫を飼い続けるお金がない

猫の世話に掛かる生涯の費用は約264万円とも言われています(猫の一生にかかるお金は約264万円!2月22日「猫の日」を前に飼い主3,000人に一斉調査!)。自分のことであれば食費や光熱費を節約することもできますが、猫に節約を強いることはできません。

最後まで猫の面倒をみることは、猫を飼うための最低条件でもあります。お金の不安があるのであれば、猫を飼うことは諦めましょう。

猫が好きじゃなかった

「猫を飼うんじゃなかった」と一時的に後悔しても、解決することができるのは「猫が好き」だからです。そもそも猫が嫌いでは、後悔するだけで何も解決しません。

「猫が嫌いなんてありえない」と思うかもしれませんが、猫のYouTube動画やテレビ等を見って一時的な感情だけで飼い始めた結果、実は「猫嫌い」に気付くこともあります。猫ブームに影響されて、最近猫のことが気になり始めた人は特に注意が必要です。

一時的に「猫を飼いたい!」という感情が先行して、後先考えずに猫を飼い始めた結果、上記のような「猫を飼うんじゃなかった」と後悔しても遅い事態に陥ることがあります。

だからといって、猫を捨てるようなことは絶対にしてはいけません。猫を飼い続けることが難しくなったとしても、それは「自分が飼うのが難しいだけ」の問題です。

猫にとって不幸な結果を招く恐れがあるのなら、里親に出すことも考える必要があります。周囲に信頼して猫を任せることができる人がいなければ「猫 里親」でネット検索すれば、いくらでも情報は出てきます。

ただし、ネット情報だけを信じるのではなく、自分の目や耳で十分なリサーチをすることが必須です。同じ後悔をしないためにも、猫が幸せになるために最善を尽くしてあげましょう。

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まとめ:「猫を飼うんじゃなかった」と後悔しても猫のいる幸せがすべて解決してくれる

2匹の猫が飼い主の指を見つめている写真

猫を飼い始めて、3年目の結論は「猫を飼って良かった」です。後悔を感じる場面があったとしてもそれは一瞬のことで、猫のいる幸せを感じることの方が圧倒的に多いからです。

とはいえ、なるべくなら「猫を飼うんじゃなかった」と後悔したくはありません。そのために、もっとも有効な対策は猫のことを良く知ることです。特に猫を飼うことのポジティブなことばかりに目を向けるのではなく、ネガティブなこともよく知ることが重要になります。

私自身の経験上「猫を飼うんじゃなかった」と後悔した理由は以下のとおりです。

  • 理由1:猫がなついてくれない
  • 理由2:食事やトイレの世話が欠かせない
  • 理由3:猫優先の生活をしなければいけない
  • 理由4:部屋が猫の毛だらけになる
  • 理由5:猫砂が部屋中に散らばる
  • 理由6:猫グッズに部屋を占領される
  • 理由7:粗相される
  • 理由8:嘔吐される
  • 理由9:糞尿が臭い
  • 理由10:コバエがわく
  • 理由11:ゴキブリなどを捕まえる
  • 理由12:壁や家具が傷だらけになる
  • 理由13:引っかかれたり噛まれたりする
  • 理由14:他の猫に浮気ができない
  • 理由15:他のペットを飼うのは難しくなる
  • 理由16:作業の邪魔をされる
  • 理由17:電気代がかかる
  • 理由18:窓やドアを開けられない
  • 理由19:旅行ができない
  • 理由20:常に猫の様子が気になる
  • 理由21:定期的に病院に連れていく必要がある
  • 理由22:ペットロスが怖い

これらの理由はちょっとした工夫や考え方の切り替えによって解決することが可能です。しかし、「猫を飼うんじゃなかった」と後悔してからでは遅いこともあります。それは以下の3つのことです。

  • 猫アレルギーがある
  • 猫を飼い続けるお金がない
  • 猫が好きじゃなかった

これらの場合、猫を飼ってから解決することは難しくなります。だからこそ、猫を飼うことに対するネガティブな理由について、猫を迎え入れる前によく考える必要があります。

一時的な「猫が好き」という感情だけで猫を飼うことは、猫にも人間にも不幸な結果を招く恐れがあります。猫を飼うことについてポジティブな面もネガティブな面もしっかり理解したうえでお迎えをすれば、たとえ一時的に後悔することがあっても、猫のいる幸せがすべて解決してくれるはずです。

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